kawasakiが熱い。その3
W800である。
もともと、ビンテージ系のバイクには興味が無いのですが・・・
とにかく綺麗。美しい。
初写真を見たとき、ビックリしました。
隅々まで気持ちが行き届いている。
こんなバイク、日本でも作れるんだ!!
とちょっと感激しました。(ちょっとです)
日本車で、オートバイらしい綺麗なバイクを目指したバイクは
多々あったが、どれも中途半端。こだわりや愛情が感じられない
ものばかりだったが・・・。
ほぼ、隙が無い。
まず。800ccとしたことが嬉しい。
環境問題に適応したことで、650ccでは十分なトルクが稼げなかった
のかも知れないが、650ccというWの呪縛から逃れて、過去に決別して
新しいものを造っていこうという気持ちが感じられる。
そして、各部が美しい。
例えば、ヘッドライトのケース。
ボディと同色に塗られている。
そして、そのステーの造形にもぬかりは無い。
タンクの塗装。エンブレムのつくりも美しい。
日本車でこんなに凝ったものはあったろうか。
そして、650ccと外観は大きく変らないが、
エンジン。
直立した2気筒。
微細なシリンダーフィン。
滑らかな曲線を描くクランクケースカバー。
そして、ベベルギア。
性能、コストを重視すれば無用なものとも思える。
しかし、このバイクの最も大事なアイデンティティ。
既にあった、他のバイク用のエンジンを転用したもんではない。
このバイクのコンセプトに合わせて設計された専用エンジン。
こんなエンジン他にあるだろうか?
そして、SpecialEditionの存在が嬉しい。
さらに、オプションを付けるとまたカッコよい。
スタンダードの美しさもよいが、この無骨なカッコよさは
更に好きである。
ロケットカウルにシングルシート、ゴールドのアルミリムも泣かせる。
私は、こちらがお気に入りです。
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